<校長室の窓> 置かれた場所で咲くということ
- 公開日
- 2019/04/24
- 更新日
- 2019/04/24
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
渡辺和子氏の大ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎)
に、次のような言葉があります。
人生はいつもいつも第一志望ばかりを歩けるものではありません。
そして必ずしも、第一志望の道を歩くことだけが、
自分にとって最良と言えないことだってあるのです。
例えば、この4月に、学級委員に立候補したけれど、なれなかった。
結果的に、掲示係りになった。
そういう人がいるかもしれませんね。
その「掲示係」が、あなたの「置かれた場所」です。
決して、くさってはいけません。
その「掲示係」の仕事に全力で取り組む。
自分の力で、教室を明るくする。
そのあなたの「頑張り」を、みんなが見ています。
そして、みんながあなたのことを「信頼」します。
それが、「咲く」ということです。
自分の第一志望になれなかった。
そういう境遇になって、はじめて人の心の痛みがわかります。
そして、人に優しくなれるのです。
与えられた環境の中で、ひたすら生きるものは、美しい!
私は、常にそう思っていますし、自分も「そうありたい」と思います。
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