学校日記

人権週間について

公開日
2005/12/09
更新日
2005/12/09

校長先生の部屋

 12月4日から10日までを何というか知っていますか。そうです人権週間と言います。1948年(昭和23年)12月10日に国際連合の総会で世界人権宣言が決められました。その日を記念して毎年この12月10日を「人権デー」として、人権についての行事を行うように呼びかけました。
 そこで、日本では、毎年12月4日から10日までを「人権週間」ときめ全国的な運動をしています。世界人権宣言の中には「私たちは人間として、誰もが同じように認め合い、尊敬し合い、仲良く暮らします。」と書かれています。世界中の人々が、この当たり前のことをわざわざ誓い合っているのはなぜでしょう。それは、この当たり前のことが分かっていても守られなくて、戦争を起こしたり不幸な出来事をおこし続けているからです。
 私たちは、一人一人違っているけれど、誰もが自分らしく生きることを望んでいます。
お互いの個性を認め合って、お互いを理解し合って、誰もがその人らしく生きていける権利(人権)を持っています。誰であろうとそれを奪うことはできません。
 学校の中で言えば、悪口を言う、無視をする、仲間はずれにする、意地悪をする、そういうようなことがあります。これも、人の人権を無視した絶対してはいけないおこないです。皆さんがそれらをなくし「気持ちよく」学校に来られるようにするためにはどうしたらいいかを考えるのが皆さんにとっての人権週間の目的だと思います。二学期もあとわずかです。気を引き締めて風邪を引かずに最後まで頑張りましょう。
(朝会講話より)