学校日記

始業式でのお話

公開日
2012/09/03
更新日
2012/09/03

校長メッセージ

 2学期がスタートしました。始業式では、多くの子の顔がくっと上がり、目と耳でお話を聞くことができていました。松原小学校の自慢の一つは健在です。とてもよいスタートをきることができました。
 始業式では、以下のようなお話をしました。紹介します。
 みなさん、おはようございます。久しぶりに全校のみなさんの元気な顔を見ることができました。
 長い夏休みが終わりました。夏休みは、たくさんの時間がありましたが、いろいろなことにチャレンジできましたか。時間を上手に使うことができたらとてもいい夏休みだったと言えますね。
 さて、今年の夏は、ロンドンオリンピックが開催されました。みなさんも、テレビを観たと思います。日本代表の選手も本当によくがんばって、たくさんのメダルをとりました。
 校長先生が一番印象に残ったのは、卓球で銀メダルを獲得した福原愛の言葉でした。それは、「今回獲得したメダルには、20年間の思いと感謝の気持ちがつまっている」という言葉です。
 毎日何千球とボールを打ち、1年365日ほとんど休むことなく、それを20年間続けてきた努力、
結果がよくなくても、それでもあきらめずに自分を信じて頑張った心の強さ
そして、銀メダルを獲得できたのは、自分を応援してくれた多くの人だと感謝できる
心の温かさ・・・。本当に一人の人間としてすばらしい人だなと思いました。
 みなさんにも、福原愛さんのように、あきらめずに努力する人であってほしいと思います。結果がよくないと、「もうやめた」って弱気になったり、結果がよくないことを他人のせいにするのは、前には進めません。一歩でも半歩でも前に進もうとする人を多くの人が応援してくれます。オリンピックでメダルをとるというのは、とても大きな目標で、みんなが同じようにできるわけではないと思いますが、たとえ小さな目標であっても、努力や心の強さは同じだと思います。
今日から2学期。小さな目標でも構わないから、まずは自分の目標を決めましょう。そして、それにむけて、努力してみましょう。結果はすぐに出ないかもしれませんが、やり続けたら必ずよいことがあると思います。
 2学期には、運動会、遠足、野外学習、修学旅行、など、自分のがんばりや友達の良さを感じることができる機会がたくさんあります。そして、みんなといっしょに活動するよさを実感できる機会でもあります。先生方もみなさん一人一人のがんばりをしっかりと見ていてくれます。校長先生も一生懸命がんばっているみんなを応援します。
みなさん一人一人にとって、すてきな2学期になることを願っています。

「あきらめずに頑張れる子」そんな子になってほしいと思います。