熱中症事故等の防止について
- 公開日
- 2012/06/04
- 更新日
- 2012/06/04
保健室
熱中症とは、暑さの中で起こる障害の総称です。大きく次の三つに分けることができます。
熱けいれん
大量の発汗があり、水のみを補給した場合に血液の塩分濃度が低下して起こるもので、 筋の興奮性が亢進して、四肢や腹筋のけいれんと筋肉痛が起こる。
熱疲労
脱水によるもので、全身倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が起こる。体温の上昇は顕著ではない。
熱射病(重症)
体温調節が破綻して起こり、高体温と意識障害が特徴である。意識障害は、周囲の状況が分からなくなる状態から昏睡まで、程度は様々である。脱水が背景にあ ることが多く、血液凝固障害、脳、肝、腎、心、肺などの全身の多臓器障害を合併し、死亡率が高い。
学校では「携帯型熱中症計」を購入し、学年に一つづつ配付しました。