自然園のハンゲショウ(半夏生)
- 公開日
- 2013/06/12
- 更新日
- 2013/06/12
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北館裏の自然園のひょうたん池にハンゲショウが植えられています。これは、3年前、市内の学校からいただき、移植したものです。
ハンゲショウは、北海道を除く日本、中国やフィリピンに自生するやや大型の野草です。白い地下茎を伸ばして毎年育ちます。湿潤な環境を好み、主に水辺や湿地に自生します。
茎葉を傷つけたり折ったりするとドクダミっぽい臭いを放ちます(ドクダミ科です)。6月下旬から7月にかけて、茎の頂点から15cm前後の花穂を伸ばし、花びらを持たない白い小花をたくさん咲かせます。
花が咲くころ、花穂のすぐ下の葉っぱの付け根に近い部分から先端にかけて白い斑が入ります。白い斑の入る面積はまちまちですが、たいがい先端の方は緑色を残したままになります。