1学期終業式 その2
- 公開日
- 2016/07/21
- 更新日
- 2016/07/21
校長メッセージ
終業式の中で、次のように子どもたちに話しました。
おはようございます。
4月7日の始業式から102日が過ぎ、今日で1学期が終わる「終業式」を迎えました。みなさんにとって、どんな1学期でしたか。はじめに、みなさんに4つの質問をします。「できたな」と思う人は、静かに手をあげてください。
最初の質問です。
「先生やおうちの人・友達に、あいさつができた人」
2つめの質問です。
「毎日、安全にこころがけて過ごすことができた人」
3つめです。
「毎日、朝ごはんを食べてきた人」
最後の質問です。
「仲良く、友達と遊ぶことができた人」
始業式に、今年1年間取り組む『4つの あ』の話をしました。たくさんの人が手をあげることができたということは、毎日を仲良く、明るく、たくましく過ごすことができた1学期だったということです。1年生のみなさん、鳥居松小学校に入学して4か月がたちました。入学式で、『楽しい学校 あいうえお』の話をしました。みなさんは、学校に来るのが楽しみでしたか。授業は楽しかったですか。クラスの友達に優しくできましたか。
今日は、担任の先生から「あゆみ」と「鳥小がんばり認定証」をいただきます。みなさんが、この1学期にどれだけ「目標に向かって努力できたか」が書かれています。お家の人と一緒に、「あゆみ」を見ながら、いろいろなことを振り返ってください。しっかり振り返ると、これからやるべきことがわかってくると思います。そんなことがわかったら、明日の夏休みの最初の日からがんばることです。
さて、4月から今日までいろいろなことがありました。私のいちばん記憶に残っていることは、4月14日と16日に起きた「熊本地震」です。この地震で49名の方が亡くなり、今も1人の人が行方不明です。今も5,000人余りの方が家に帰れず、避難所で生活をしています。自然の力の恐ろしさを感じました。
心に残っていることは、7月7日に宇宙に旅立った大西卓哉さんです。大西さんは、子どもの頃から宇宙飛行士になる夢を持ち続け、旅客機のパイロットを経て、国際宇宙ステーションに行くことができました。
そしてもう一つは、8月5日からブラジルのリオデジャネイロで始まるリオオリンピックに出場するためにがんばってきた人たちの言葉です。オリンピック出場をめざして努力してきた人たちはたくさんいますが、その目標を実現できた人はほんの少しです。そして目標を実現できたほとんどの人たちが、「夢は望むものでなくかなえるもの。夢をあきらめなければ、必ずかなうもの」と言っていました。
明日から42日間の夏休みが始まります。3つのお願いをします。
○リオオリンピックなどいろいろなことにがんばっている
人の姿をしっかりと見て、みなさんも大きな夢を持って
ください。
○時間がたっぷりあるので、夏休みにしかできないことを
実行したり続けたりしてください。
『つづける』コツは、「夏休みには、こんな目標を立て
ます。」と、先生や友達、おうちの人に話すことです。
○交通事故や川や海の事故、熱中症などに気をつけて、元
気よく過ごしてください。
『あんぜん』
・水の事故、交通事故にあわない。
・けがや病気に気をつける。
・知らない人についていかない。大声で助けを呼ぶ。
みなさん、よい夏休みにするのは、みなさん一人一人です。大きく成長したみなさんと、出校日や9月1日に元気に会えることを楽しみにしています。