<校長室の窓> はるかのひまわり
- 公開日
- 2021/02/19
- 更新日
- 2021/02/19
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
東日本大震災から、もうすぐ10年が経ちます。
このことにちなんで、今朝、NHKラジオで、
「はるかのひまわり」が紹介されました。
はるかのひまわりとは
平成7年1月17日の明け方の5時46分、
「阪神淡路大震災」が人々を襲いました。
木造の建物は、その揺れでひとたまりもなく崩れてしまい、
2階部分が崩れ落ち、1階は完全に押しつぶされていました。
はるかちゃんがガレキの下から発見されたのは、
地震発生から7時間後でした。
震災から半年後、かつて、はるかちゃんの家があった空き地、
はるかちゃんの遺体を発見した場所。
驚いたことに、そこに無数のひまわりの花が、
力強く、太陽に向って咲いていました。
お母さんはひまわりを見て、
「娘がひまわりとなって帰ってきた」と涙しました。
近所の人たちは、この花をこう呼びました。
「はるかのひまわり」
何も無くなってしまった町の空に、
次々に咲いた大輪の花はたくさんの人を励まし勇気づけました。
東日本大震災の時も、熊本地震の時も、
この「はるかのひまわり」の種が、各所に植えられました。
今日のNHKラジオによると、遠く離れたインドネシアでも、
「はるかのひまわり」が、人々の心を癒しているとのことでした。
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