学校日記

<校長室の窓> 人生で肝心なこと

公開日
2021/02/03
更新日
2021/02/06

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

私が大の「映画好き」であることは、以前、このHPに書きました。
名古屋生まれで名古屋育ちの私は、中学生の時から、
よく名古屋駅や伏見(ふしみ)にある映画館に自転車で通いました。
当時は「学生割引」で、
かなり安く映画を観ることができたと記憶しています。 

高校1年生の時だったと思います。
シルヴェスター・スタローン主演の映画『ロッキー』を観た時の
感動と興奮は、今でも忘れられません。
それから、ますます映画にのめりこんでいきました。

前置きが長くなりましたが、
主人公のボクシング選手を演じたスタローンが、
自ら主演した映画『ロッキー』について語った言葉を紹介しますね。

人生で肝心(かんじん)なのは、
どれだけ強いパンチが打てるかではなく、
どれだけパンチを受けられるかだ。

これは、ロッキーという人物が訴えようとしたことはなにか、
という質問に対してスタローンが答えた言葉です。

実は、この後に、
「そしてそれでも前に進むことができるかだ」
という言葉が続くのです。

私も37年間の長い教師生活の中で、
いろいろな人から叩(たた)かれました。
「パンチ」を受けてきたのです。
でも、そのおかげで「今の自分がある」と感謝しています。

叩かれて(パンチを受けて)落ち込んでいる時に、
いつも私の心を救ってくれたのは「友」でした。
その「友」のおかげで「前」に進むことができました。

この経験から、3年生の皆さんに伝えたいことがあります。
3年生の「私学一般入試」は、とても厳しい入試です。
自分の持てる力を出し切れなくて、
ともすると「厳しい結果」となる場合もあることでしょう。
しかし、大切なことは、
「打ちのめされても、なお前に進む」ことです!
頑張ってくださいね!
応援しています!

映画『ロッキー』の詳細はココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)