学校日記

<校長室の窓> 「〜しよう」という気持ち

公開日
2020/11/30
更新日
2020/11/30

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

よく言われている言葉として、
「話しているときに人の話は聞こえない」という言葉があります。

相手2人が話していることを同時に聞き、理解することは、
なんとかできます。
注意を両方に向けていれば、どちらの話も耳に入ってきます。
聖徳太子は10人の話を聞きわけたと言われています。

しかし、自分が話している時には、
たとえ1人の話でも、耳に入ってきません。
理解することはできません。
それは、耳の構造がそのようになっているのでしょう。

ですから、授業中や会議中に「私語」をしている人は、
授業者や発言者の話が聞こえません。
人の話を聞くということは、
自分がしゃべらないことが「第一条件」なのです。
そして、「聞く気」がなければ、聞こえないのです。

これは、他にも言えます。
「見ようとしなければ見られない」(見ることができない)
「知ろうとしなければ知られない」(知ることができない)
「わかろとしなければわからない」(わかることができない)

のです。

いかに「〜しよう」という気持ちが大切かがわかります。