学校日記

<校長室の窓> 親力

公開日
2020/07/23
更新日
2020/07/23

校長室の窓(〜2020年度)

保護者の皆様へ

私が尊敬する親野智可等(おやのちから)氏の言葉を、 
5回シリーズでご紹介させていただいています。
今日は、その「最終回」です。
なお、この記事は、2年前に掲載した記事の「再掲」です。
今回のテーマは「愛情を伝える」です。
ご家庭での子育ての参考にしていただければ幸いです。
釈迦に説法をお許しください。

<愛情を伝える>

○人は、安心できる環境があって初めて、
 人生を前向きにとらえることができる
○愛に満たされ、心が安らかであって初めて、
 優しい心を育むことができる
○兄弟姉妹の比較は、百害あって一利なし
○兄弟と比較して叱られると、兄弟への恨みが残る
○兄弟と比較して褒められると、兄弟への蔑み(さげすみ)が残る
○仲のよい兄弟姉妹の関係は、親が残す最高の遺産
○家族で一緒に写った写真が、愛を伝える
○写真に残っていないことは、思い出にならない
○記念写真には、親や祖父母も一緒に写るようにする
○家族写真は、子どもが親の愛情を確信するツール
○写真を撮るときは、必ず1枚は親子で一緒に写るようにする
○大切な写真は、写真立てに入れて日常的に見られる場所に置く
○お正月・誕生日などは、家族でアルバムを開いて思い出を語り合おう
○家庭は、くつろぎとやすらぎを与える子宮
○兄弟間の公平さを保つために、親は意識的な努力が必要
○兄弟の誰かをひいきしているつもりはなくても、
 子どもはそう感じている場合がある
○人間が自分を愛せるかどうかは、
 まず親に十分愛されたかどうかで決まる
○自己愛あってこそ、他者への愛を育むことができる
○犯罪・自傷行為・いじめなどすべての問題行動の根っこには、
 自己愛の希薄さがある
○子どもは、親に愛されることで、
 自分が「かけがえのない存在」だと確認できる
○満たされている子どもは、愛情を分け合う
○満たされていない子どもは、愛情を奪い合う
○兄弟の中であまり大切にされていない子はいないか?
○しつけより愛情
○満たされない思いは、はけ口を求める
○子どもが「自分は愛されている」ということを
 実感できるようにしてやることが大切
○少年犯罪の根っこにあるものは、愛情不足
○子どもは、大人の公平さを吟味している
○子どもの耳掃除で愛を伝える
○耳掃除など、何気ないことから家族の絆は生まれる
○感謝の思いがあふれる家庭をつくれば、子どもも自然にそうなる

出典『親力365日〜伸びる子の土台をつくる毎日の習慣〜』(宝島社)

親野智可等氏の言葉の本校ホームページへの掲載は、
発行元の「宝島社」から許可を得ました。       
親野智可等氏の詳細はココをクリックしてください。