学校日記

中学生で出会っておきたい言葉

公開日
2020/03/26
更新日
2020/03/26

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

肢体不自由児のための養護施設「ねむの木学園」を設立し、
長年にわたり園長を務めた俳優の宮城まり子さんが、
この3月21日に他界しました。93歳でした。
宮城まり子さんの詳細はココをクリックしてください。
彼女の有名な言葉を紹介します。

やさしくね
やさしくね
やさしいことは 
つよいのよ

保護者の皆様へ

私が尊敬している上甲晃先生(元松下政経塾塾長)が、
講演の中で、次のように語られたことを鮮明に覚えています。

松下政経塾の創設当時、宮城まり子さんが塾におみえになって、
塾の「食堂」で食事をされた時、
「日本を背負って立つ人を育てる塾で、
 食事にプラスチックを使うようでは大人物は生まれないわね…」
と言われた。
肢体不自由児のための「ねむの木学園」では、
落としたら割れる陶器を使っている。
落としたら割れるから、しっかり持とうとする力が育つからだ。

教育の原点が、ここにあるように思います。
釈迦に説法をお許しください。
(写真出典 Yahoo!画像)