<校長室の窓> 時間の使い方は いのちの使い方
- 公開日
- 2020/02/13
- 更新日
- 2020/02/13
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
私は、本日の午前中、名古屋へ出張へ出かけました。
その出張の中で、「文部科学省」の方のお話を聴きました。
そのお話の中で文部科学省の方は、
「時間の使い方は いのちの使い方」と言われました。
私は、「あっ、それは、渡辺和子さんの言葉だ!」と、
この言葉を懐かしく思い、あらためてじっくりと味わいました。
渡辺和子さんは、
著書『置かれた場所で咲きなさい』で有名なシスターで、
亡くなられて数年が経ちます。
「時間の使い方は いのちの使い方」
とても深い言葉ですね。
この世の中には、「雑用」というものはなく、
私たちが用を雑にした時に、「雑用」が生まれます。
ぞんざいな(いいかげんに)時間を使うと、
ぞんざいな(いいかげんな)人生が残ります。
丁寧な時間を使うと、
丁寧な人生が残ります。
愛のこもった時間、
そして憎しみのこもった時間。
それは、それぞれの人生を、
変わったものにしていくと思います。
これは、渡辺和子さんの言葉です。
「つまらない、つまらない」と考えながら過ごした時間は、
私達の人生の中に、「つまらない時間」として刻まれます。
仕事は、すること(doing)も、もちろん大切ですが、
「どういう気持ちでしているか」という、
「私のあり方」(being)を忘れてはいけないのです。
学級でも部活でも生徒会でも、
与えられた仕事を、ひとつひとつ「意味あるもの」として、
丁寧に向き合っていくことの大切さを、
この言葉は教えてくれています。
また、皆さんの中には、
SNSなどで、長い時間を費やしている人がいますね!
「今やっていることは本当に自分の幸せにつながるのか」
「いのちを無駄に使ってはいないか」と、
常に問いかけてほしい!と思います。
渡辺和子さんの詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)