学校日記

<校長室の窓> 素直

公開日
2019/12/05
更新日
2019/12/05

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

パナソニックの創業者で、「経営の神様」として、
多くの人々に尊敬されている松下幸之助氏の言葉に、
次のような言葉があります。

「何もかもをあるがままに受け入れる」ことを「素直」とし、
30年、毎日願い続けて、やっと「素直」の初段になった。


「何もかもをあるがままに受け入れる」というのは、
なかなか難しいことですね。
人間、生きていれば、
嘆いても嘆いても「どうにもならないこと」に遭遇することがあります。
その時は、「受け入れるしかない」と松下幸之助氏は言っているのです。

受け入れることができない間は、
「どうしてこんな目に遭わなければならないのだ」と、
いつまでも、苦しみの「どん底」から這い上がることができません。

松下幸之助氏の言う、
「何もかもをあるがままに受け入れる」ことを「素直」とする。
この境地に立てれば、心を平静に保つことができ、
逆境から這い上がれるのではないでしょうか。

3年生の皆さんへ
「進路」で、自分の思い通りにならないことがあるかもしれません。
その時は、まずは、それを「素直」に受け入れましょう。
そして、自暴自棄にならず、心を冷静に保ち、
「今後、自分はどうしたらいいか」を、
じっくり考えて、行動に移しましょう!
悩んでいるだけでは、落ち込んでいるだけでは、一歩も前に進めません。
希望(のぞみ)を捨てなければ、必ず道は開けます。
頑張ってくださいね!

※松下幸之助歴史館は、ココをクリックしてください。
 (写真出典 Yahoo!画像)