<校長室の窓> スマホについて考える 前編
- 公開日
- 2019/05/28
- 更新日
- 2019/05/28
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
昨年度も、このHPでふれましたが、
今日は、宮城県の事例を紹介しますね。
宮城県は、東北大学と連携して、スマホ対策を進めている先進県です。
宮城県教委は、県内の公立高2年生を対象にした
「学力状況調査」の結果を発表しました。
これにより、スマホの使用時間が、平日1時間以上になると、
「学力が低下する」ことが、浮き彫りになりました。
宮城県教委は、インターネットへの「依存的傾向」が、
学習や生活に「悪影響」を及ぼしていると、注意を呼びかけています。
宮城県教委は、公立校2年生に実施した学力調査の結果を踏まえ、
平日のスマホ使用時間と各教科の平均正答率の関係を調べました。
「30分以上1時間未満」と答えた生徒の正答率は、
国語63.1%、数学55.3%、英語57.6%。
「5時間以上」の生徒の正答率は、
国語47.3%、数学24.1%、英語35.9%にとどまりました。
1時間以上になると、
使用時間が長くなるにつれ、各教科で正答率が格段に低下しました。
2年生が平日に最も時間をかけるのは、
「SNS」「インターネット閲覧」「ゲーム」などでした。
5年前と比べて13.7ポイントの増で、
割合は、年々上昇しているそうです。
南中生の皆さん!
スマホをいじるのは、1日「1時間未満」にしましょうね!
そうしないと、成績が確実に下がります!
約束してください!
そんな中で、本校の保健委員会が進めている「睡眠プロジェクト」は、
本当に素晴らしい取組だと思います。
生徒自ら、「自分達の生活を改善していこう!」
としていることは、本当にすごいことだと思います!
「自分達の力で問題を解決してこう!」という
「自主性」が芽生えてきただけでなく、
「学校を良くしていこう!」という参画意識を、
南中生が持ち始めてくれたことを、心から嬉しく思っています。