学校日記

<校長室の窓> 逆説の10か条

公開日
2019/04/15
更新日
2019/04/15

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

人に親切をして、「おせっかいだな」と怒られた時、
誠心誠意人に尽くしても、
「ありがとう」の一言すら言われない時、
いけないと思ってはいても、つい「ムッ」としてしまいますよね。

そんな時、次の「逆説の10か条」を思い出してください。
作者のケント・M・キースは、
ハワイ州の経済企画開発局局長や州政府の閣僚を歴任し、
その後は、私立大学の学長やYMCAのリーダーを務めています。
そのケント氏が、名門ハーバード大学在学中の19歳の時に、
高校の自治活動をしているリーダーたちのために書いたものです。

<逆説の10か条>  ケント・M・キース

1 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
  それでもなお、人を愛しなさい。
2 何か良いことをすれば、
  隠された利己的な動機があるはずだと
  人に責められるだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。
3 成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
  それでもなお、成功しなさい。
4 今日の善行は、明日になれば忘れられてしまうだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。
5 正直で素直なあり方は、あなたを無防備にするだろう。
  それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。
6 もっとも大きな考えをもったもっとも大きな男女は、
  もっとも小さな心をもったもっとも小さな男女によって
  撃ち落とされるかもしれない。
  それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7 人は弱者をひいきにはするが、勝者のあとにしかついていかない。
  それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8 何年もかけて築いたものが、
  一夜にして崩れ去るかもしれない。
  それでもなお、築きあげなさい。
9 人が本当に助けを必要としていても、
  実際に助けの手を差し伸べると、攻撃されるかもしれない。
  それでもなお、人を助けなさい。
10 世界のために最善を尽くしても、
  その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
  それでもなお、世界のために最善をつくしなさい。 


※英文の原文は、ココをクリックしてください。
 (写真出典 Yahoo!画像)