学校日記

<校長室の窓> 吉岡里帆さんから学ぶ

公開日
2018/12/13
更新日
2018/12/13

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

「2017年ブレイク女優ランキング」で1位に輝いた吉岡里帆さん。
ある教育関係の機関紙に、彼女へのインタビューが載っていましたので、
紹介しますね。

Q 俳優として演じる上で大切にしていることは?
A 「今、自分がしていることは誰かのためになっているか」
  を常に考えます。
  両親から耳にタコができるほど言われてきました。(笑)
  あるドラマで、区役所職員として、様々な困難を抱える
  生活保護受給者と向き合うケースワーカー役を演じました。
  弱者にあまりにも冷たい日本社会を憂いて描いたと、
  原作者・柏木ハルコ先生がおっしゃたことにとても共感し、
  自分にも何かできることがあれば、という思いでした。
  番組を見た学生から、「福祉現場の人手不足を知った。
  人のために私もこんな仕事がしたい」という声が寄せられた時、
  自分の選んだ仕事に間違いはなかったと思いました。
  若者が興味をもっていないと思われているテーマでも、
  ドラマを通して伝えられることもある。
  新たな可能性を感じた瞬間でした。

Q 自分の夢やしたいことが、なかなか見つからない子どもたちに、
  メッセージをいただけますか。
A 私の場合は、父の勧めで、好きなものをノートいっぱいに
  書き出していました。
  好きな色、匂い、言葉、食べ物…。
  そうしているうちに、自分の好きなものがはっきりしてくるんです。
  好きなことなら頑張れるし、少しくらい嫌なことがあっても、
  我慢できる。
  自分にうそをつかず、自分が好きなことを知ることは、
  夢につながる第一歩なのだと思います。

いかがですか。
25歳という若さですが、
とてもしっかりとした考えをもった俳優さんですね。
「今、自分のしていることは誰かのためになっているか」
心に刻んでおきたい言葉です。

※吉岡さんの詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)