学校日記

<校長室の窓> 本庶佑氏から学ぶ

公開日
2018/12/11
更新日
2018/12/11

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

京都大学特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏が、
本日、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
日本人のノーベル賞受賞は、2年ぶり26人目です。

本庶氏は、免疫に関与するタンパク質を発見し、
効果的な癌(がん)免疫療法を確立しました。
彼が、小野薬品工業(大阪市)と協力して開発した新薬
「オプジーボ」により、多くの癌患者の命が救われています。

私は、本庶氏のノーベル賞受賞が決まってから、
この偉大な研究者が、インタビューでどのようなことを話されるかを、
注意深く聞き、感銘を受けた言葉をメモしました。
今日は、そのうちの4つを紹介しますね。

■「あんたの薬のおかげで元気になれた」と言われるのが、
 私にとって、どんな賞よりも大きな喜びです。
■何かを知りたいという「好奇心」を持つことが大切です。
 何か知りたいという思い、不思議だなという心を大切にしてほしい。
■簡単に信じないことが大切。たとえ、教科書に載っていることでも。
 自分の目で確認し、自分の頭で考えなければいけない。
■若い人へのメッセージとして「有志竟成(ゆうしきょうせい)」
 という言葉を贈ります。「志(こころざし)があれば、必ず成る!」
 という意味です。とにかく、好きなことをやっていくことですね。

いかがでしょうか。
皆さんも、好奇心と志をもって、好きなことに打ち込んでくださいね!
※本庶氏の詳細は、ココをクリックしてください。