<校長室の窓> 阿部進(あべすすむ)先生から学ぶ
- 公開日
- 2018/11/19
- 更新日
- 2018/11/19
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
私が好きな教育評論家の1人に阿部進先生がいます。
「現代っ子」という造語の生みの親です。
昨年8月に、ガンで亡くなりました。
阿部先生のニックネームは「カバゴン」で、
全国の教師・保護者・子ども達から親しまれてきた方でした。
カバゴン先生が、いつも、子どもたちに訴えてきた言葉を紹介します。
「親より先に死んではいけない!約束だよ!」
突発的な事故(これもあってはならないことですが)は別として、
「親より先に死ぬことは最も親不孝なことだ」と、
常々言ってみえました。
もちろん、自ら命を絶つ(自殺)は、絶対にあってはならないことです。
悩んでいることがあったら、決して1人で悩まず、
どんな些細(ささい)なことでも、
まず、おうちの人や担任の先生に相談しましょうね。
保護者の皆様へ
カバゴン先生は、子どもの“仕事”について、
「子どもの仕事は、今も昔も、勉強・あそび・お手伝いの3つです!」
と言ってみえます。
勉強の中でも、大切なのは、「学校の授業を大切にする」ことです。
本校教師も皆、「わかる授業」「楽しい授業」をめざして、
日々、頑張っています。
「学校」が「楽校」となるよう、今後も努力を続けます。
また、勉強の範疇に入らないかもしれませんが、
「読書」も極めて大切です。
子どもは、「あそび」の中から、
友達との人間関係など、様々なことを学びます。
ゲーム三昧にならないよう、ご留意をお願いします。
家族で遊ぶ。大自然の中で遊ぶ。
そんな経験をたくさんつくってあげてください。
美しい景色、きれいな空気の中で、家族一緒に「お弁当」を食べる。
いくつになっても、お子様がワクワクする瞬間です。
当然のことですが、お子様も「家族の一員」です。
であるならば、
「家族の一員」として役割や大きな仕事を与えてください。
そして、それがしっかりできたら、笑顔で褒めてあげてください。
釈迦に説法をお許しください。
※カバゴン先生の詳細は、ココをクリックしてください。