学校日記

小さな言葉で温かい心

公開日
2009/12/10
更新日
2009/12/10

校長メッセージ

人権週間が12月4日から始まって今日10日で終わります。人権という何か難しいそうな言葉ですが、要はお互いに理解し合ったり、互いに優しい気持ちで接したりすることが大切なんですよね。
「小さな言葉で傷付けてしまうなら、小さな心遣いでみんなが優しくなれる」そんな生活にしていきたいものです。
今朝、西門に向かう途中で、男子生徒の一人が軽く会釈をして、しかも笑顔で気持ちの良い挨拶をしてくれました。もうそれだけで、朝から気持ちが良いですね。続けて、野球部のみなさんが、これまたいつものように大きな声で、しかも帽子を脱いでの挨拶をしてくれます。そうやって何人もの生徒と挨拶をして西門へ向かって行きました。西門でも、いつものように気持ちが良い挨拶が飛び交いました。そんな時、私がはめている手袋を見て、一人の女子生徒が「校長先生、手袋がかわいいですね」と笑顔で一言。3年くらい前にコンビニで買った安物ですが、なぜか気に入っていて使い続けています。そんな手袋に、とても気の利いた、しかも心のこもった一言。何だか朝から、とても温かい気持ちになりました。ありがとうね。
 さて、こうした小さな言葉でもこんなに温かい気持ちにさせてくれます。私たちの発する一言一言は、本当に大切な心と心のキャッチボールですね。毎日交わすこの小さな言葉の中にちょっとした心遣いが込められたら、何か特別な言動を意識しなくても、お互い温かい気持ちになれるのではないでしょうか。
 朝のこうした気持ちの良い言葉がけ、心のこもった言葉がけが、私たちの一日のエネルギーになっていくような気がしました。挨拶に限らず、優しい言葉・心のこもった言葉を使う習慣をお互いに身につけていきたいものですね。