2年生が取り組んでいる植物の観察記録には、これまでの学びの積み重ねがよくあらわれています。前日に見た1年生の記録と比べると、使っている語彙や表現の中に、2年生らしさを感じる場面がたくさん見られました。例えば、日常生活で使っているものと比較して「葉っぱの長さはえんぴつと同じくらい」「消しゴムくらいの高さ」といった表現や、「〇センチのびていた」など、具体的な測定結果を記録する姿が見られました。これらの表現は、1年生の記録には見られなかった2年生ならではの工夫です。児童一人ひとりが、これまでに学んできたことを生かして、感じたことや気づきを自分の言葉で伝えようとする姿勢がうかがえます。学年が上がるごとに深まっていく「伝える力」。今後の記録にも、さらに豊かな表現が見られることを楽しみにしています。