情報の授業で、生成AI（人工知能）を活用した新しい情報の整理の仕方を学んでいます。未来の社会で必須となるスキルを楽しく身につけています。この単元では、AIツールの一つである「NotebookLM」などを活用し、単なるテキストデータを読み込ませるだけでなく、そのデータを多様な形（マルチモーダル）で出力できることを体験しています。

• 情報の新しい理解の形：

  • AIに資料や文章のデータを読み込ませます。

  • AIが出してくれた「まとめ」や「要点」を、ただ読むだけでなく、表や図、マインドマップなど、様々な形式でアウトプットしてもらいます。

  • こうすることで、子どもたちは、自分にとって最も理解しやすい形（図が得意なら図、箇条書きが得意なら箇条書き）で情報を整理し、深く理解を進めることができることを知りました。

「テキストデータが、こんなに形を変えられるなんて！」

子どもたちは、AIが資料から抽出した情報を、瞬時に別の形式に変換していく様子に驚きながらも、楽しそうに活動を進めていました。

自分の知りたい情報、まとめたい内容に合わせて、出力形式を選び、「情報を自分でコントロールする力」を養っています。

情報のデジタル化が進む現代において、情報を効率よく、そして深く理解するための「道具を使いこなす力」は非常に重要です。6年生は、この学習を通して、未来の学習や仕事につながる、大切な一歩を踏み出しています。