2学期終業式
- 公開日
- 2010/12/22
- 更新日
- 2010/12/22
校長メッセージ
本日22日(水)は、2学期終業式。終業式では、次のような話をしました。その後は、2年・5年の代表児童による今学期がんばったことの発表がありました。特に5年は、10月の野外学習ファイヤーの様子を一部紹介しました。最後は、恒例の校歌斉唱。みんなで元気に校歌を歌い、2学期の締めくくりとしました。
『おはようございます。暑かった9月1日から113日。こんなに季節は変わりました。今日は、かぼちゃを食べたり、ゆず湯にはいったりする「冬至」という日です。この時期、昼の長さは一番短くなり、7月の頃と比べると、5時間も短いのです。
さあ、今日で2学期は終わりですが、平成22年、2010年もあとわずか。今年もいろいろなことがありましたね。そこで、6年の皆さんに、今年の世の中での出来事で印象に残っているものを書いてもらいました。
一番の多かったのは、海老蔵さんの事件。2番目は「はやぶさ」。その他は、明るい話題では「ワールドカップ」「ドラゴンズ優勝」「チリでの救出」「ノーベル賞」などが多かったです。みなさんはどうですか?
さて、みなさんにとって、どんな2学期だったでしょうか。今日は2学期をしっかり振り返り、最後の学期にがんばることを考える日です。お家の人ともいろいろなことを話してください。3学期は、たいへん短く、70日くらいしかありませんし、次の学年へつなげるために、特に6年の皆さんは、中学校へつなげるために、きちんと準備をしておかないと何もできずに終わってしまいますよ。
そこで、今学期もみなさんに質問をします。2つだけです。「そうだな」と思う人は、静かに手を挙げてください。まずは「あっという間に2学期が終わってしまったな、短く感じた」という人。2つ目は、始業式に話をした2学期に大切にしてほしいことの2つ、「いいとこみつけ」と「ありがとう」です。「いいとこみつけ、友だちのいいところ、がんばりをいっぱい見つけることができた」という人。
ここで、6年のみなさんに書いてもらいました「いいとこみつけ」も、少し紹介しましょう。
・そうじの遅い子を友だちが手伝っていた。
・クラスの子が給食の食器を割ったとき、みんなが一緒に片づけた。
・1年の子が泣いていたとき、優しく声をかけていた。
・今まで頼りないなと思っていた人が、運動会の応援団ですごくがんばっていた。
・困っているときに、手伝ってくれたり、教えてくれたり、「大丈夫?」と優しく声をかけてもらったりした。
・修学旅行の時、班長の責任感を強く感じた。
・自分が悲しくて泣いていたとき、一緒に泣いてくれた。
・遅れているとき、友だちはいつも待っていてくれる。
最後は、冬休みのこと。楽しい行事がいっぱいある休みですが、みなさんに心がけてほしいことが、2つあります。
1つめは、「家族の一員として、しっかり手伝いをしよう」です。1年の節目ですから、部屋の片づけをしたり、大掃除をしたりとお家の人はやることがいっぱいあります。今まで以上にがんばって、手伝いをしてください。
もうひとつは、「健康で安全な冬休みを過ごそう」です。最近、ノロウィルスによる胃腸炎が増えてきています。休み中人混みへ出かけることも多いでしょう。「うがい・手洗い・咳エチケット」などを忘れないようにしましょう。また、「自分の命は自分で守る。」です。どんなことが危なくて、どうすると安全なのか、その場その場でよく考えて行動することです。外で遊ぶとき、何かあったときは、大きな声で近くの店や家に助けを求めて、すぐに110番です。交通安全も同じです。特に自転車の乗り方に注意です。
さあ、どんな冬休みにできるかな。来年1月7日に元気に会えることを楽しみにしています。「よいお年を!」』