学校日記

3学期が始まりました!

公開日
2013/01/07
更新日
2013/01/07

校長メッセージ

 1月7日(月)、第3学期始業式を行いました。体育館に集まって校長先生の式辞を聞いた後、みんなで校歌を歌いました。最後に表彰伝達がありました。
 始業式の後は、教室で学級活動を行いました。新しい年を迎えて子どもたちは元気いっぱい。きっと新しい目標に向かってがんばってくれると思います。校長先生の式辞の一部を紹介します。
 年末に1年間を振り返る番組がテレビで放映されていました。去年は何と言ってもロンドンオリンピックが開かれた年。日本人選手の大活躍で、たくさんの感動的なシーンがありました。先生は、その中でも特に、水泳のメドレーリレーのシーンがとても心に残っています。メドレーリレーというのは1チーム4人で泳ぎます。しかも背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形と1人ずつ違う泳ぎ方でリレーしていく競技です。
 結果はどうだったかというと、日本チームは男子が銀メダル。女子もがんばって銅メダルを獲得しました。リレーが終わった後で、男子チームの入江陵介選手がこんな風にインタビューに答えていました。「このメドレーリレーは27人でやったリレーです」
 どういう意味なのかわかりますか。リレーは4人でやるものです。それを「27人でリレーをやっていました」とはどういうことでしょう?
 27人とは、水泳競技のために日本から派遣された選手みんなの数です。実際プールで泳ぐのは4人です。でも、その4人を含めて27人のチームで戦っているのです。つまり、仲間がいるということなのです。きっとオリンピックに参加するまでものすごい練習をしてきたのでしょう。1人だったらくじけてしまったかもしれない。でもチームだから、仲間がいたからがんばれた。きっとそうでしょう。
 メドレーリレーは、水泳競技の一番最後に行われます。そこに至るまで、チームみんなが1つになってがんばってきた。そしてきょう、このメドレーリレーがその締めくくりだ。そんなことを入江陵介選手は言っていたのでしょう。日本チームは、男子も女子も、感動的なすばらしい締めくくりをしたと思います。
 さて、いよいよ3学期が始まりました。3学期は1年間の最後の学期、つまり1年間の締めくくりの学期です。
 みなさんのクラスも1つのチームです。みなさんもクラスというチームで、いままで仲間といっしょにがんばってきました。そしていよいよ3学期を迎えました。きっとどのチームも仲間が心を1つにして、すばらしい締めくくりをしてくれると信じています。
 きょうは3学期の始業式にあたり、「すばらしいチームですばらしい締めくくりを」というお話をしました。みなさんに期待しています。