学校日記

12月8日 朝会から

公開日
2008/12/08
更新日
2008/12/08

校長メッセージ

 本日8日(月)の集会の様子です。今日は、人権週間にちなんで次のような話をしました。
「おはようございます。寒くなりました。土曜日は、ちょっと雪が舞っていましたね。2学期は残り2週間。最後まで寒さに負けず、かぜをひいたりしないで、元気よくすごしましょう。ところで、最近夕方西の空を見ると、2つの明るい星が隣り合って見えます。先週はこれに月も加わっていましたが、見ましたか?(多くの手があがりました)明るい方が金星で、もう一つが木星です。寒いけど、気をつけて一度見てくださいね。
 さて、今日は、「こころ」の話です。12月4日から10日まで「人権週間」です。そして、今週水曜日の10日は「世界人権デー」。ちょうど60年前のこの日に国連で「世界人権宣言」が決まりました。みなさん、この「人権」とはいったどんなことでしょうか。わかりますか?ものすごく簡単に言うと「生まれたときから、私たちはみんな同じように大切にされて、楽しく生活することができる」ということです。
 では、今の自分はどうでしょうか?また、どうしていけばいいのでしょうか?
 みなさんが、今まで人から言われていやだったり、他の人に言ってしまってよくなかったりしたという言葉を思い起こしてください。思い出したくない人もいるかもしれませんが、そんな言葉はいやだよね。必要ないよね。みんなで消してしまいましょう。
 このように言われたり、言ったりした言葉は消えてしまうものですが、心はたいへん傷つきます。こんな言葉が紙に書かれればもっとひどいです。ましてや、メールでいろいろな人にまわしたり、だれでも見ることができるネットの掲示板に書き込んだりしたらもっともっとひどいことになります。
 それでは、今度は他の人から言われてうれしかったり、人に言って喜ばれたりした言葉を思い出してみましょう。では、これは隣や前後の人に話してみましょう。それでは、はじめましょう。今度は、その言葉をみんなに教えてもらえるかな。教頭先生がマイクを持って回るので教えてくださいね。(「おめでとう」「すごいね」「よかったよ」といったうれしかった言葉を紹介してくれました。あっても、恥ずかしくて言えなかった子も。)
 ありがとうね。みんなが教えてくれた言葉いいよね。こうやって喜ばれる言葉をもっともっと使おうね。こういった親切さの積み重ねが楽しい毎日につながります。これも2学期に何回も言ってきたことと同じです。みんなの小さな努力の積み重ねが、感動を生み出します。「言葉は心」です。そして、そのきっかけになるのは「あいさつ」。あいさつは、「心の握手」です。「ありがとう」「すごいね」「どうしたの」から始まりますね。これが、最初の「これらからどうしていけばいいのかな?」の答えの一つです。
 最後に、残り2週間は、2学期のまとめの大切な時期です。2学期を振り返って、よくできたこと、もっとできたことをまとめてください。また、寒くなってきましたので、かぜには十分注意してくださいね。お話を終わります。」