学校日記

2学期始業式

公開日
2008/09/01
更新日
2008/09/01

校長メッセージ

 2学期がスタートしました。みんな元気に登校!1年間でいとばんいろいろなことにチャレンジできる2学期が始まりました。始業式では、次のようなことを話しました。
「おはようございます。楽しかった夏休みも終わりました。今日からは、1年の中で一番いろいろなことができる2学期が始まります。
 ところで、夏休みは、どうでしたか。楽しかったこと、感動したこと、がんばったことなど、いろいろあると思います。ぜひ、早いうちに友だちや先生に話してくださいね。
 少し夏休みを振り返ってみましょう。終業式には、3つの約束をしました。次の3つでした。
・1学期をしっかり振り返って、2学期の目標を明日から、がんばろう。
・健康で安全な夏休みを過ごそう。
・夏休みにしかできないことを体験しよう。
 それぞれどうだったかな?聞いてみましょう。
 さて、今日は私がこの夏に一番感動をしたことを話して、それをみなさんの2学期のがんばりに生かしてほしいと思います。この夏も、普段はゆっくりお話しできない方に、いろいろなことを教えてもらったり、逆に自分のやってきたことをお話しして、その中で、いろいろなことに関心をしたり感動をしました。でも、この夏の一番は、やはりオリンピックのことですね。みなさんは、どんなことに感動をしましたか?
 すごいなとか、感動した競技は、いっぱいありますが、私の一番は、陸上男子400mリレーです。確かに、日本の4人の走者の1人1人の力は、世界のトップではありませんが、つなぐ部分のバトンパスの練習を他の国以上に長年練習してきたことで、それぞれの力の足らないところをおぎない、最後には「1+1+1+1=10」にもなって、オリンピックの男子陸上トラック競技で初めてのメダルを獲得しました。力を合わせて、努力する・考える・作戦をたてることすべてがうまくいった結果の銅メダルでした。この長い間の協力作業に私はたいへん感動しました。
 また、どのメダリストも最初から、メダルを取る実力があったわけではありません。このように長い間の小さな努力の積み重ね、そして、失敗を生かして、よく考えて努力することを続けてきたことによって、自分も成長するし、その姿は他の人に感動を与えることになりました。
 でも、自分だけの努力だけでなく、アドバイスをしてくれる人や支えてくれる人の協力があって夢をかなえることができるようになったのですね。
 さあ2学期。これからの3ヶ月半には、運動会・野外学習・修学旅行などたくさんの行事があります。みんなの力をあわせていかないとできないことばかりです。1人の力は、わずかでも、その力が合わさったときには、何倍もの力になったり、感動を呼ぶものになったりすることは、先ほどお話したオリンピックのリレーと同じことです。
 みんなが小さな努力を続けていくことが成功へのポイントです。そしてそれが、楽しい学校生活につながっていきます。
 このように、2学期は1学期以上に、みんなで「こころ」をあわせて「みらい」にむけて、一緒に取り組みましょう。でも、元気な体がなければ、何もできません。一番大切なのは「いのち」です。
 先生たちも、お家の人たちも、こうしたみんなのがんばりを応援していきます。」