修了式を終えて
- 公開日
- 2008/03/24
- 更新日
- 2008/03/24
校長メッセージ
修了式を終えて
卒業式と同じように雨が降ってしまいました。この時季の雨は、植物の芽や花のつぼみを成長させる大切なものだそうです。本日修了証を受け取った子どもたちにとっても、そんな雨であってほしいと思います。
☆修了式の校長式辞を紹介します。
おはようございます。今日の体育館は少し寂しい感じがしますね。皆さんがお世話になった六年生は、卒業証書をしっかりと受け取って、胸を張って西藤山台小学校を巣立っていきました。とても、嬉しいことですが、空いている六年生の場所を見ると、やはり寂しいですね。しかし、四月には新しい一年生がやってきますし、皆さんも一学年ずつ進級します。楽しみですね。
さて、今日は修了式です。一度、今日までの一年間のことを思い出してみてください。できなかったことができるようになったとか、新しいことを覚えたとか、難しかったことが簡単にできるようになったことがたくさんあると思います。また、身体が大きくなったために、洋服や靴が小さくなってしまい新しいものに替えた人も多いと思います。一年間という単位で自分を見ると、成長したり、進歩したりした変化がよく分かると思います。しかし、それは、一瞬のうちに変化したのではありません。一日一日、一時間一時間の積み重ねがあって、少しずつ成長したのです。目標を持って、毎日努力した人は、ずっと、ずっと大きく成長したと思います。これからも一日一日、一時間一時間を大切に生活して欲しいと思います。
さて、この一年間校長先生は、みなさんに いのち・こころ・みらい の3つを大切にしてくださいと話してきました。おさらいをします。
まず基本はいのちです。これがなければ何もできません。なにも始まりません。命を守るために、規則正しい生活をし、好き嫌いなく食べ、たくさん運動をして健康な体をつくりましょう。自分だけではなくほかの人の命も大切にしてください。傷つけたりしてはいけません。
心は、優しさや思いやりの気持ちをもって、仲良く生きていくもとになるものです。お互いに相手の良いところを認め合って楽しく生活していきましょう。
未来は、努力次第で限りなく広がっていきます。大きくなったらこんなことがしたいとか、こんな人になりたい、こんな仕事に就きたい。いろいろな夢を描いてください。そのために必要なことは、基本的な学力を身につけることと、たくさんの人の中で、決まりやマナーを守って、楽しく生活していくことです。
いのち・こころ・みらい 3つのことばをしっかりと胸に刻んで忘れないでください。
明日から春休みとなります。心が浮かれがちな春休みには、思わない事故が起きやすくなります。しっかりと、担任の先生や、お父さんお母さんとの約束を守って、4月8日の始業式には、やる気満々の元気な顔を見せてください。 お話を終わります。