学校日記

年始の歳時記 18 きょう11日は、鏡開きです

公開日
2013/01/11
更新日
2013/01/11

トピックス

 鏡開きとは、お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅(かがみもち)を下げ、それを食べるという風習です。神様に供えた食べ物には力が備わると考えられ、神様や仏様に感謝しながらそれを食べることによって、無病息災を祈願しています。
 年神様がいらっしゃる、1月7日までを、松の内といいます。鏡開きは、松の内が明けた1月11日に行うのが一般的です。松の内を15日とする地方では、鏡開きを15日または20日に行う場合があります。また、京都では1月4日に行われいるそうです。
 お正月、神様からは全ての人や物に新しい生命を与えるために現れると伝えられています。つまり一年に一度新たに生まれ変わるということです。その年神様の霊力はお供えした鏡餅に宿っていますので、鏡餅を食べることで新しい生命をいただくことができるというわけです。お供えした餅には神様の霊が宿っているので、刃物を使わず木づちなどで叩いて割って(鏡を開く)、雑煮や汁粉などで食べています。