学校日記

年始の歳時記 10おせち料理

公開日
2013/01/03
更新日
2013/01/03

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 元旦に,ぞうにを食べてから,親子そろって,新しいたび,新しいげたをはいて,家族の無病息災(健康で1年がすごせるように)を願って,はつもうでに出かけました。正月の三日間は,ぞうにとおせち料理ですまし,お勝手仕事はしませんでした。おおみそかにつくったおせち料理をたべることによって,わが家には2年分の食料がありますということもしめしていました。
 元日に特別な料理を食べたのは,歳神(としがみ)さまをお迎えして,神さまといっしょに料理を食べて「今年もいい年でありますように」と願う気持ちもありました。おせち料理に,黒豆(まめに働き健康でいられるように),こぶまき(よろこぶに通じる),田つくり(いわしを干したもの,豊作をねがう),紅白なます(祝いの水引きをかたどっており縁起をかついでいます)などをいれましたが,それぞれ意味をごろあわせていました。
 また,はきだすのはいけないといって,そうじをしませんでした。縁側(えんがわ)を少し開けて新しい風を家の中にいれ,福風とよんでいました。