年末年始の歳時記 4 年越しそば
- 公開日
- 2012/12/31
- 更新日
- 2012/12/31
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大晦日のニュースに、年越しそばの話題がありますね。年越しそば(年越し蕎麦)とは、大晦日(12月31日)に縁起をかついで蕎麦を食べる習慣のことを言います。
蕎麦(そば)は長く伸ばして細く切って作る食べ物なので、細く長くということから「健康長寿」「家運長命」などの縁起をかついで食べるようになったという説が一般 的です。つごもりそば(晦蕎麦)とか、みそかそば(晦日蕎麦)と呼ばれることもあります。
なぜ、そばなのでしょう。
☆ 新しい年も、そばのように、細く長く暮らす。
☆ その年の、災難や、苦労を断ち切って、新しい年を迎える。これは、うどん等と比較して、そばは、切れやすい所からもきているようです。
☆ 金職人がそばを用いて細工や金箔を仕上げることが、金を集める縁起物である事から、金運を呼ぶと思われている。
以上、の三つが、昔から、年越しそばの由来ですが、習慣としては、昭和後半から定着してきました。