年の瀬歳時記 2 もちつき
- 公開日
- 2012/12/30
- 更新日
- 2012/12/30
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毎年年末になると、「餅つき」の話題がちらほらでますね。最近、杵と臼を使って「餅つき」を自宅でするお話はほとんど聞きませんが、学校や地域のイベントや伝統あるお家では、今でも「餅つき」をしている場面を見かけますね。ところによって、おへげや,あられをつく家もありました。
「モチ」は民俗学でいうハレの日(非日常、とくに神祭など祝いの日)の食べ物で
稲作農耕の食文化の一つとして伝えられたそうです。
「もち」をつく日は,25日か26日,あるいは30日が多かったようです。29日は「苦(く)」につながるとしてさけられました。(29日は「苦を搗く」音韻から九日餅(くんちもち)と呼び、年の暮れの数日間のうちその日だけは餅をついたり購入を避ける風習があります)一方で、二九を音韻からフク(福)と読み29日を迎える地域もあるそうです。