ナスのお話(はなし) 昼の学校放送原稿から
- 公開日
- 2012/07/12
- 更新日
- 2012/07/12
食育・給食
7月11日(水曜)の給食は、「ナスのマーボカレーどん」でした。
7月の献立目標は、『旬を食べよう −夏− 』です。今日の献立に使われているナスをはじめ、トマト・ゴーヤ・ピーマンなどの夏野菜には、体調を整えるのに欠かせない、ビタミンや無機質が豊富です。応募献立の「なすのマーボカレーどん」は、ぶたのひき肉にみそとカレーで味をつけてあり、夏にもってこいの料理でした。
ナスは、今からおよそ1200年前に、インドから日本に伝わりました。ナスの種類はとてもたくさんあり、日本では、50種類以上作られています。
ナスの形は、私たちがよく見る長い卵形のナスだけではありません。それぞれの土地や気候に合った、いろいろな形のなすが作られています。
九州では、40センチから45センチくらいになる「大長ナス」、京都では丸い形の「賀茂(かも)なす」、東北地方では、気候が寒く栽培する期間が短いため、漬物に使われる小さい「沖田(おきた)なす」が作られています。
ナスの色は私たちがよく食べる紫色のほかに白色や緑色もあります。ナスの紫色には、食欲を出したり、老化を防止したり、がんを予防をする効果があります。また体を冷やす働きがあるので、暑い夏になすを食べて、ほてった体を冷やすとよいですね。
ナスは、煮る、油で揚げる、焼く、蒸す、漬物といろんな料理に使えますね。