学校日記

八十八夜と茶摘み

公開日
2012/05/14
更新日
2012/05/14

食育・給食

 八十八夜といえば、茶摘みを歌った「♪夏も近づく八十八夜・・・」唱歌を思い浮かべますね。
 お茶の木は生命力の強い木で、葉を摘んでもまた新たに新芽が伸びてきます。そのため、日本では1年に3回ほど茶摘が行なわれています。4月下旬〜5月下旬に、今年初めて萌え出た新芽からつくられる一番茶が新茶と呼ばれ、その茶葉には秋から春にかけて蓄えられた栄養が十分に含まれており、最も香味豊かなお茶とされています。
 この休日、市内の農家で、茶摘み体験をしてきました。
 江戸時代、春日井の東部・内津(うつつ)では、茶の栽培が盛んで、「内津茶」として知られ、名古屋・信州・江戸へも送られたと記録に残っています。また、当地の長谷川三止(俳人)は、自家製の茶の銘を、名古屋の横井也有に請い、句文「定茶名文」によって「手(た)まくら」とつけてもらったとも伝えられています。
 春日井と茶は、関係が深く、学校の樹木として植えられている学校もありますよ。