海のものを知ろう(食育)
- 公開日
- 2012/05/11
- 更新日
- 2012/05/11
お知らせ1
今月の給食のテーマは、「海のものを知ろう」です。
昨日(10日)の給食に「かつお」が出されました。
かつおは、春になると、太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へくだる、季節によって移動する魚の代表です。1年中とれる魚ですが、季節によって味がちがい、旬は1年に春と秋の2回あります。4月から6月ころにとれるかつおは「初がつお」や「上りかつお」といわれ、脂が少なく、あっさりと食べられます。9月から10月ころにとれるかつおは、「戻りがつお」といい、たっぷりとえさを食べているので「初がつお」と比べて、脂がのって、こってりとしています。
給食にもよく使われるかつおぶしも、かつおから作られます。かつお節は、かつおをとった後、ぼう状に切り分けて、うまみをとじこめるため、お湯で2時間ほど煮ます。その後、乾燥とかびをつける作業を繰り返します。完成するのに、半年から2年くらいかかるそうです。かつお節をうすくけずったものが、花かつおとしてよく売られていますね。
(昨日の昼の学校放送から)