学校日記

6/15(土曜)父母と教師の教育を語る会について(報告)

公開日
2019/06/20
更新日
2019/06/20

PTA関係

 PTAから活動報告をさせていただきます。
今回のご報告は、レディヤン春日井で「父母と教師の教育を語る会」に参加して
「懸命に生きる人々 〜日本人こそ学んでほしい〜」をテーマに講演を聴きに行きました。山王小からは、井上先生と本多先生、PTAからは私後藤と岡木さんで参加をしました。

 講演者は、アジアチャイルドサポート代表の池間哲郎氏です。この方は現在65歳でNPO法人アジアチャイルドサポートの代表をされております。アジアの国々の貧困問題について33歳から取材して学校建設サポートなどを今でもされております。
 講演の内容は、貧困の続くアジアの国々を写真で紹介しながら体験談についてです。
ゴミの山で暮らす子供達に「あなたの夢はなんですか?」と聞き、ある子供は「夢は無い」と語り、ある子供は「医者になりたい」と語りました。そんな子供達の環境は生きるのがやっとな環境で水は泥水しかなく、それを飲んで病気になり亡くなる人も少なくありません。たくさんの子供が産まれても3分の1が数年で亡くなってしまい、明日生きているかも分からない環境で人々は必死に生きているそうです。
 池間氏はそんな環境を変えるべく学校建設や浄水装置を設置するなどの活動をされていらっしゃいます。私は学校が出来て喜ぶ子供、透明な水を見て目を輝かす人々の写真を見て考えさせられました。
 次は戦争などの負の遺産である地雷や不発弾に苦しむ地域の子供達に教育の機会を与える活動を聞きました。そんな国をいくつもご紹介いただき90分の講演はあっという間に終わりました。
 講演を通じて、生きるとは何か、我々大人が出来ることは何なのかを考える良い機会をいただいた気持ちになりました。一度、学校の子供達にも聞かせてあげたいと思いました。
 その後は、移動して知多中ブロックで集まり井上先生の司会によりフリートークをいたしました。池間氏の講演の感想を個々に発表しました。
 その後、子供との接し方や、先生方の思う子供とのかかわり方などの話をさせていただきました。叱ると怒るや、子供を褒めることなど40分程度貴重な時間をいただきました。
 PTA活動の醍醐味として普段聞けない講演や、他校も含めて先生方との会話は本当に貴重な時間になりました。