日本の春の象徴的な花
- 公開日
- 2014/03/28
- 更新日
- 2014/03/28
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やはり、多くの方がサクラを連想されるでしょう。日本には数百種ともいわれる世界にも類を見ないほど数多くのサクラが栽培されているそうです。
でも、数多くの日本のサクラのうち日本の自生していた野生種はわずかに9種類とのこと。意外に少ない数です。この野生種は、奈良時代以前から鑑賞されてきたいわれますが、初めは貴族や武家など一部の人のものだったようです。
庶民がお花見をするようになった江戸時代には、品種改良も盛んに行われるようになりました。いま、日本で最も広い地域で栽培されているのは、ご存知「ソメイヨシノ」、ソメイヨシノは接木で増やすので、全ての木が同じ遺伝子を持ったものだそうです。
遺伝子が同じなので、気温などの開花条件が同じになったときに咲きます。つまり、同じ気候条件で、「さくら」が開花するので、天気予報で、開花時期が予想もできますし、開花や満開の日の早いか遅いか、毎年の気候の違いもわかるわけなのですね。