菜花(なばな)の お話
- 公開日
- 2014/03/12
- 更新日
- 2014/03/12
食育・給食
きょうは、菜花のお話です。菜花は、2月から4月ごろに咲(さ)く黄色の花。「なの花」と聞くとピンとくる人もいると思いますが、実は、むかしから、いろいろなところで使われています。
それは、花を見て楽しむ、花のつぼみや葉やくきをゆでて食べる、種(たね)をしぼって油にして、揚(あ)げ物を揚げるなどですが、江戸時代には、明(あか)りの材料として、なの花の種から作った「なたね油(あぶら)」が売られていました。
古くから食べられている菜花は、3月3日のおひなさまの料理など、春にはかかすことができない野菜のひとつです。
緑色があざやかな色のこい野菜で、かぜの予防やがん予防など病気に打ち勝つたくさんの栄養がいっぱいです。また、はだを美しくする効果もあります。
きょうは、菜花と並んで春の野菜のひとつキャベツとあわせた料理です。なの花畑を思いうかべながら「キャベツと菜花のアーモンドあえ」を味わってみてください。
お昼の学校放送原稿から