11月13日は、うるしの日だそうです。1985(昭和60)年に日本漆工芸協会が制定しました。
　今から１２００年も前の平安時代に、文徳天皇の第一皇子、惟喬親王（これたかしんのう）が、うるしの製法や漆器の製造法の技術発展を祈願して法輪寺にお参りしたところ、本尊の虚空菩薩のお告げがあり、製法が伝授されたとの伝説によります。この日は、以前から漆関係者の祭日だったそうですが、今でも、京都府京都市西京区嵐山の法輪寺では、「うるしまつり」が開催されています。
　漆にふれるとかぶれてしまいますが、木に漆を塗ることで、光沢が生まれ、防腐・防虫効果が生まれます。石川県の輪島の漆塗りのはしやお椀、お盆などが有名ですね。
　６年生が修学旅行で訪れる金閣寺や二条城にも、柱や板壁に漆を塗っられていますよ。特に、二条城の唐門は、８月末に修復が終わったばかりで、圧巻ですよ。
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