学校日記

食育のお話

公開日
2013/06/07
更新日
2013/06/07

食育・給食

 漢字で、食べる、育てると書く「食育」とは、様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることです。
 食べることは私たちが生きていくための基本です。しかし最近では、生活習慣の乱れからくる生活習慣病の増加や、朝ごはんを食べない人が増えるなどの問題が指摘されています。また、食べ物についても、安全や信頼性を損なう問題が起きています。
 こうした中で、みなさんが食に関する正しい知識を身につけ、健やかに成長し、おとなになってからも、健康的な食生活を続け、生涯にわたっていきいきと暮らすために、食育の果たす役割はとても重要です。
 みなさんが食育について学び、実践できる場の一つは、家庭です。家族と楽しく会話しながら食事をすることで、食の楽しさを実感し、また「はし」の持ち方や食べ方などのマナーを身につけることもできます。しかし、現実は、家族がばらばらに食事を食べることが増えているようです。1日1回だけでも家族みんなで食卓を囲むことができるといいですね。
 毎年6月は「食育月間」です。もう一つの学びの場である学校給食では、19日に愛知県産の食材を多く使う「愛知を食べる学校給食の日」を設け、キャベツや抹茶、青じそ等、また地元春日井市でとれたたまねぎも使いました。この機会にみなさんも、愛知の食材を知ることで地域への理解を深め、あわせて自分の食生活を見直してみましょう。