学校日記

さくら いいですね

公開日
2018/03/29
更新日
2018/03/29

保護者の皆様へ

 桜が満開に近くなり、3月もいよいよ終わります。29年度が終わってしまいます。子どもたちは高学年を見習って、トイレのスリッパの整頓、一斉下校、あいさつなど本当によくがんばった一年でした。学校全体で同じことをがんばること、同じ目標に向かって努力することのすばらしさを教師も子どもたちの姿からあたらめて学ぶ一年でもありました。「できる」ためには、何度も繰り返し教えることが大切。しかも、丁寧に順序良く伝えること。そして、何よりも「できた」瞬間を見逃さずに即時に認める(ほめる)ことが大切。実は、生徒指導主任が毎日欠かさず子どもたちの「できた」瞬間を写真でとらえて、その日のうちに昇降口の掲示物を作成して掲示していました。時には「できない」場面も掲示されたこともあります。子どもたちは毎朝昇降口に貼り出されている写真を見て、自分なりの評価をして、その日一日を過ごすことになります。「すばらしい」と褒められることで、「またがんばろう」と思います。「できてない」時には、「なんでそろえないの」としかるのではなく、「そろえておいてね」「そろえたかな」と声がけすることで、子どもたちは気持ちよくそろえるようになるのです。そして、たとえ言われてやったとしても必ず「ありがとう」と伝えることで、さらにきもちよく次の行動を考えるようになるのです。今年度一年、全校でそういう風景が広がっていました。どんなことでも同じかもしれません。あせらず、子どもたちを信じて指導していきたいです。
 もうすぐ4月、一つずつ進級した子どもたちがさらに成長することを心から願っています。新しいクラス、新しい先生ということで、慣れるのに時間が必要な子もいるかもしれません。そんなときは、おかあさんやおとうさんが寄り添って聞いてあげてください。横にいるだけで、子どもは安心するはずです。きっと大きなエネルギーとなって、その後に生かされるはず。よろしくお願いします。