始業式 その2
- 公開日
- 2019/01/07
- 更新日
- 2019/01/07
校長メッセージ
始業式の中で、次のように子どもたちに話しました。
あけましておめでとうございます。平成最後の年、平成31年亥年(いどし)がスタートしました。みなさんは、いい冬休み・お正月をすごすことができましたか。
寒い体育館が少し暖かく感じられるのは、みなさんから「新しい年をがんばろう」という気持ちが伝わってくるからだと思います。
みんなが元気に体育館に集まれたということは、終業式に話した2つの宿題の一つの「健康で安全に冬休みを過ごそう」はきちんとできたということです。よかったですね。二つ目の、「しっかり手伝いをしよう」はどうでしたか?教室に戻ったら、先生やクラスの人に是非話してくださいね。
今年の干支は、「いのしし」ですね。では、どんな漢字を書くのか知っていますか。ふつうは「猪」ですが、干支のいのししは「亥」と書きます。干支は、もとは方角や植物が生長していく順番を表すもので、おぼえやすいように後になって動物を当てはめていったと言われています。
干支は植物の生長の順番を表すと言いましたが、今年の干支「亥」は、12番目で、『草木など植物の生命力がその内に閉じ込められている状態』だそうです。表面からは見えないところで、新しい芽を出す準備をする意味があります。また、イノシシの肉は、昔から万病(いろいろな病気)に効果があると考えられており、無病息災(むびょうそくさい)の象徴でもあります。無病息災とは、「病気をせず、健康で元気なこと」です。
毎日習い事や練習していても、すぐに結果が出るとはかぎりません。しかし、地道に取り組んでいる分だけ、みなさんの体や頭の中は確実に成長しています。努力を続けることで、勉強や運動で成果が得られたりする年になるかもしれません。
みなさんにとって3学期は、「亥年」のいわれのように、新しい芽を出すための準備をするとき、つまり一年間の取り組みのまとめをして次の学年の準備をする「0学期」です。学校に来る日は、残り「52日」しかありません。6年は「51日」です。みなさんに取り組んで欲しいことは、2学期の終業式にも話した「4つのあ」、「あいさつ」「朝ごはん」「あそび」「あんぜん」です。朝ごはんをしっかりと食べてくる、出会ったら大きな声であいさつができる、名前を呼ばれたら元気よく返事をする、自分が何かしてもらったらありがとうと言える、けがをしないように廊下や階段を走らない、外で元気よく遊ぶ。
新しい年を迎えて、みなさんの気持ちも新しく切り替えられていると思います。一つ上の学年になるため、みなさん全員ががんばることを願っています。