2学期始業式 その2
- 公開日
- 2018/09/03
- 更新日
- 2018/09/03
校長メッセージ
始業式の中で、次のように話しました。
おはようございます。44日間と長いと思っていた夏休みは、あっという間に終わってしまいました。今年の夏は、とても暑い日が続きましたが、みなさんは元気過ごすことができましたか。大きなけがや事故もなく、元気なみんなと会うことができて、たいへんうれしいです。
みなさんにとって、今年はどんな夏休みでしたか。終業式で話した、しっかりと遊ぶこと、お手伝いをすること、勉強をすることができましたか。
校長先生からは、この夏心に残ったスポーツについて二つ話します。
1つ目は、8月18日からはじまり昨日終了したアジア大会です。水泳、陸上、柔道、バドミントン、女子ソフトボールなどたくさんの種目で、日本の選手がたいへんよい成績を残しました。また、スケートボードやビデオゲームなど、新しいスポーツも種目が加わり、こちらでも日本の選手が優勝を収めました。2年後に行われる東京オリンピックに向けて、どの選手もがんばっていました。8年後には、このアジア大会が名古屋市で開かれます。みなさんも目標を持って取り組めば、8年後のアジア大会に出場するのも決して夢ではありません。
2つ目は、兵庫県の甲子園球場で行われた夏の全国高校野球大会です。今年は100回目を迎える大会で、全国から昨年より7校多い56校が甲子園球場で戦いました。大阪府代表の大阪桐蔭高校が春の大会に続いて優勝しました。優勝した大阪桐蔭はもちろんすごいですが、優勝できなかった3,788校のチームや選手のみなさんの努力をたたえたいです。
アジア大会も高校野球も、出場する選手の気持ちが一つにならないと、長くて大変な練習にも取り組むことができません。みんなで目標や夢をしっかりと持って、苦しい時を乗り越えて努力を続けていくことが大切なことが感じられました。
2学期は、いちばん長い学期で、じっくりと学習に取り組むことができます。運動会、教育展、鼓笛隊とバトン部が参加する春日井まつり、社会見学、5年生の野外学習、6年生の修学旅行、いちょうまつりなどたくさんの行事や活動があります。
「がんばってください」の「がんばる」という言葉は、今から300年ほど前の江戸時代にできたといわれています。もとは、同じ場所でじっと「見張る」という意味だったそうです。目標から目を離さず、じっとその場で努力することが「」がんばる」ということです。みなさんも、目標をしっかりと決めて取り組んでください。きっとうまくできると思います。
さあ、2学期の始まりです。この2学期も、4つの「あ」を大切にしてください。「あいさつ」「あんぜん」「朝ごはん」「あそび」です。どれも当たり前のことですが、まずは『あんぜん』に一日を過ごすことです。みんなが心がけていくことで、心が温かくなって、もっともっと気持ちのよい鳥居松小学校になることを願っています。