<校長室の窓> 青天を衝け
- 公開日
- 2021/02/16
- 更新日
- 2021/02/16
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
2024年から流通する「新1万円札」の図柄となる渋沢栄一は、
「近代日本資本主義の父」と呼ばれています。
彼の人生をドラマ化したNHK大河ドラマ「青天を衝け」が、
いよいよスタートしましたね!私もワクワクしながら見ました。
この渋沢栄一の名言をまとめたものに、
『渋沢栄一訓言集』があります。
今日は、その中から2つの言葉を紹介しますね。
無欲は怠慢(たいまん)のもとである。
これは、「欲がないことは、人を怠けものにする」という意味です。
「無欲」という言葉には「よいこと」「美徳(びとく)」
というイメージがありますが、実は、
「こうしたい!」「こうなりたい!」という欲は、
行動のエネルギーであり、努力し続けるモチベーションとなるのです。
渋沢栄一は、次のようにも語っています。
企業は利益を独占するものではなく、
それが国家に役立つものでなくてはならない。
欲がなければ成長できないが、
それに流されずコントロールすることが大切である。
真の智者(ちしゃ)には、
動中おのずから「静」があり、
真の仁者(じんしゃ)には、
静中おのずから「動」がある。
難しい言葉ですね。
簡単に説明すると、
本当に賢(かしこ)い人は、行動しながら思考し、
本当に思いやりのある人は、
黙っていても相手のために行動している
という意味です。
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(写真出典 Yahoo!画像)