学校日記

<校長室の窓> さくらももこ氏から学ぶ

公開日
2021/01/07
更新日
2021/01/07

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

今日は、3学期始業式の「校長式辞」では、
「ちびまる子ちゃん」の中の名言の一部を紹介しました。
式辞の中で紹介した言葉はココをクリックしてください。
青字の<解説>は、私から皆さんへのメッセージです。

「ちびまる子ちゃん」の原作者は、さくらももこ氏です。
彼女は、2018年8月に、53歳で亡くなりました。
「ちびまる子ちゃん」では、
昭和49年当時、小学3年生だった自分をモデルに、
まる子ちゃんと家族・友達の日常生活を、
ユーモアたっぷりに描きました。  

さくらももこ氏は、
「ちびまる子ちゃん」の登場人物の言葉を通して、
「どう生きるべきか」を、私たちに教えてくれました。
例えば、今日、皆さんに紹介した言葉に、こんな言葉があります。

「私には今しかないよ。今を生きる女なんだよ。」
「人生、苦労すると、あたりまえのことが、
 すごくありがたく思えるものかもよ。」
「『ありがとう』の一言で、また頑張ろうって、
 元気になれるのよね。」
「幸せだから笑うんじゃないよ。笑うから幸せになるんじゃ。」
「命にかかわること以外、どうでもいいことばっかじゃねぇかよ。」
「時にはワケを聞かないでいることも、優しさじゃよ。」

などです。

3年4組のクラスメイトは、実に「個性的」です。
例えば、大金持ちの花輪くんは、
いつも「ヘイ、ベイビー」と語りかける優しい子。
ブー太郎くんは、気が小さくてのんびり屋。
山田くんは、明るくくよくよしないで、
いつも「アハハ」と笑っています。
野口さんは、「くっくっ」と笑い、不思議な子です。 

さくらももこ氏は、この作品から、
「みんなちがって、みんないい」というメッセージを、
私達に送ってくれていたのです。

さくらももこ氏の詳細はココをクリックしてください。
「ちびまる子ちゃん」の公式サイトはココをクリックしてください。

(イラスト出典 「ちびまる子ちゃん」公式サイト)