正岡子規の新年の俳句から思う
- 公開日
- 2021/01/02
- 更新日
- 2021/01/02
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
お正月にちなんだ「俳句」を一句紹介しますね!
正岡子規の俳句です。
新年の 白紙綴じたる 句帖かな 正岡子規
<意味>
新しい年になったので、白い紙を束(たば)ねて綴(と)じて、
新しい句帖(俳句を詠むための自家製のノート)を作りました。
それを前にすると、気持ちが改まるものですよ。
正岡子規の詳細はココをクリックしてください。
この俳句をHPに書き込んでいたら、
意味は全く違うのですが、
なぜか東井義雄先生の次の言葉を思い出しました。
人生を1日24時間にあてはめてみると
君は今 午前4時…。
さあ、これから明けようとする「今日」を
どういうふうに仕上げていくか!
君の人生の『白い本』に
どんな見事な君の歴史を書いていくか! 東井義雄
東井義雄先生の言葉の本校HPへの掲載は、
東井義雄記念館から許可をいただいています。
東井先生の詳細はココをクリックしてください。
15歳の君へ
3年生の多くの人は15歳ですね。
日本人の平均寿命は84歳と言われています。
また、「人生100年時代」になるとも言われています。
君は、まだ15歳。
君は、これまで、どれだけ生きてきたのでしょう。
15÷84≒0.18
日本人の平均寿命の約18%という数字になります。
では、1日24時間に換算してみましょう。
24×0.18≒4.32
1日のうちのおよそ「午前4時」(4:20頃)なのです。
明日(1月3日)の名古屋の「日の出」時刻は「7:01」です。
今年の夏至(6月21日)の「日の出」時刻は「4:38」です。
15歳の君は、まだ「夜明け前」なのです。
これから「太陽」が昇り、「今日」という日が始まるのです!
義務教育は、まさに人生の準備期間。
さあ、これから明けようする「今日」を、
「どういう今日」に仕上げていくのか。
君の人生の『白い本』に、
どんな見事な君の歴史を書いていくか!
受験勉強は辛いけれど、
今は、しっかりと「力を蓄える時」なのです。
頑張ってください!心から応援しています!