学校日記

<校長室の窓> 呪いの言葉と魔法の言葉

公開日
2020/11/13
更新日
2020/11/15

校長室の窓(〜2020年度)

保護者の皆様へ

最近、教育界でとても注目されている石田勝紀先生の著書
『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』(集英社)
から「2種類」の言葉をご紹介します。 

<呪いの言葉>
「それくらい我慢しなさい!」 
「みんに嫌われるわよ」
「あとで後悔するのは自分だからね」
「あなた、友だち少なくない?」
「なんだかんだ学歴社会なのよ」
「それじゃモテないよ」
「あなたじゃなくて、親が笑われるのよ」
「入試に落ちて一番辛いのは自分だからね」
「将来が不安だわ」
「たいした容姿じゃないんだから、勉強でがんばるしかないよ」
「そんなこともできないの?」
「下手ね、みっともない」
「あなたのためを思って言っているの!」
「お姉ちゃんはもっとできたのに…」
「早くしなさい」
「ちゃんとしなさい」
「勉強しなさい」

これらは、小学校3年生から高校3年生の子どもたちに
「親から言われて心が重くなった、イヤな気持ちになった言葉は?」
というアンケートを石田先生がとったところ、出てきた言葉だそうです。
これらは「NGワード」と石田先生は言っています。

<魔法の言葉>
「すごいね」
「さすがだね」
「いいね」
「ありがとう」
「うれしい」
「助かった」
「なるほど」
「知らなかった」
「だいじょうぶ」
「らしくないね」

「こんな平凡な言葉がマジックワードなの?」
と拍子抜けされた方もおみえかもしれません。
シンプルでよく耳にする「どうということのない言葉」でも、
「使うタイミング」や「使ってはいけない時」など、
使い方の「コツ」を習得すれば、効果抜群なのです。
もし、よろしければ、この本を手にとっていただければと思います。

釈迦に説法をお許しください。

石田勝紀先生の詳細はココをクリックしてください。