<校長室の窓> 幸せのルール
- 公開日
- 2020/09/18
- 更新日
- 2020/09/19
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
ある教育紙に「幸せのルール」が載っていましたので、
紹介しますね!
(以下引用)
<ルール1>
まず、私たちはすでに「十分幸せ」であると気づいてください。
<ルール2>
落ち込んだ時は、背筋をピンと伸ばして深呼吸をし、
大きく笑いましょう。
猫背でうつむいていては「幸せ」を感じることができませんから。
<ルール3>
「幸せを感じるルール」を簡単にして、
「不幸せを感じるルール」を難しくしてみましょう。
たとえば、私の隣の人は大豪邸に住んでいて、
美しい奥さんと可愛い子どもに恵まれ、ベンツで出勤しています。
でも、私は彼の笑顔を見たことがないのです。
先日彼に、「私ははなたが羨ましい。幸せでしょう?」と聞いたら、
「僕の幸せは年収1億円になってからです。」との返事。
もし彼が、「私は年収1,000万円も稼げれば幸せだ」と、
「幸せを感じるルール」を簡単にして考えていたら、
毎日「幸せ」を感じることができるでしょう。
一方で、「不幸せを感じるルール」を「難しく」します。
朝、雨が降っているだけで落ち込んだり、
ちょっと寒いだけで気分が下がったりしていませんか。
会社の上司から理不尽に叱られて落ち込む人もいますね。
でも、そのルールを「難しく」して、
たとえば「私は会社の上司から10回叱られたら落ちこむ」と
決めてみてください。
そうすると2・3回叱られても、
「今日はまだ3回目だ」と考えられて、気持ちが楽になるのです。
<ルール4>
いい方向に意識を向けたら簡単に幸せになれます。
過去に体験した嫌なできごと、つらかったことや悲しかった思い出
ばかりを100個も思い出したら、
「これから先もいいことなんてありはしない」と思ってしまいます。
逆に、小学校の遠足や中学校の部活や文化祭など、
楽しかったことを100個も思い出したら、
「私の人生って捨てたもんじゃない」と思えるでしょう。
<ルール5>
人生には天気や事故など、
思い通りにならないことがとても多いですよね。
でもだからといって、
その度に怒ったり落ち込んだりしていたら、幸せになれません。
ただ一つだけ、100%自分が思い通りにできることがあります。
それは「起こったことにどんな意味づけをしてどう解釈するか」です。
たとえば、横断歩道を歩いている3人がいて、
その横を、車が信号無視して走り抜けていった。
3人とも運良く避けたけれども、危ないところだったとしましょう。
その時、1人は、
「ひどい運転しやがって。腹が立つなぁ。最悪だ。
今日1日、気分が悪いわ」と言う。
もう1人は、
「危なかった。なんてひどい運転なんだ。でも無事でよかった。
神様に感謝しなきゃ。今日は運がいいぞ!」と言う。
もう1人は、
「見たか?今の俺の避け方。俺はなんて運動神経がいいんだろう。
まだまだ若い証拠だ!」と自信を持つ。
信号無視の車にひかれそうになったことは、
「思い通りにならないこと」ですよね。
でも、それにどんな「意味づけ」をするかは、
100%自分がコントロールできるわけです。
(引用終わり)
「どうして私だけこんな嫌なことが起こるのだろう。」
神も仏もあったもんじゃない…」と思うのか、
「これにはきっと意味がある。これで私は強くなれる!」
と思えるか。
結局のところ、
「私って幸せ!」と感じられる人しか、幸せにはなれないのですね。
南中生の皆さん、ぜひ「幸せ」になってくださいね!
©相田みつを美術館
相田みつを氏の作品の本校HPへの掲載は、
相田みつを美術館から許可をいただいています。