池江選手から学ぶ
- 公開日
- 2020/08/31
- 更新日
- 2020/08/31
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
夏休みに入る前の8月5日(水)の「放送朝礼」で、
競泳の池江璃花子選手(20)のお話をしました。
その池江選手が、8月29日(土)に東京辰巳国際水泳場で開催された
競泳の「東京都特別大会」に出場しました!
白血病からの「復活」を期す池江選手は、
「50メートル自由形」に出場し、
昨年1月13日の「三菱養和スプリント」以来、
実に594日ぶりにレースに復帰したのです。
タイムは26秒32で、彼女が目標に掲げていた
日本学生選手権(インカレ=10月2〜4日)の
参加標準記録26秒86を、見事にクリアしました!
池江選手は、レース直後には、感極まって涙を浮かべました。
2024年「パリ五輪」を目指す池江選手の
「第二の水泳人生」が幕を開けたのでです。
スタート台からの景色、一瞬の静寂、そして水のにおい。
大会の雰囲気を全身で感じながら、
彼女は50メートルを泳ぎ切りました。
プールサイドにはマネジャーの姿。
苦しかった闘病生活の日々が頭を駆け巡ります。
池江の涙腺が崩壊しました。
「一番つらかった時期を知るマネジャーさんが、
ウルッとしている姿を見て、もらい泣きしました。
第二の水泳人生の始まり。
目標を大幅に上回り良い形でスタートできました。」
リモート会見で見せたマスク越しの笑顔が、
輝かしい「第二の水泳人生」を予感させます。
病を克服して泳ぐ姿は、何より尊いものでした。
南中生の皆さんも、
どんなに辛いことがあっても、
池江選手のように頑張ってくださいね!
レースの様子はココをクリックしてください。
(写真出典 『スポニチ』デジタル)