<校長室の窓> わずかな差
- 公開日
- 2020/08/24
- 更新日
- 2020/08/24
校長室の窓(〜2020年度)
南中生の皆さんへ
スポーツの競技では、
例えば「何分の1秒」の差や「数センチ」の差で勝負が決まります。
それらの数字が小さいと「わずかな差」と感じますが、
本当に「わずかな差」なのでしょうか。
確かに数字としてはそうですが、
その数字に表れるまでの「努力」については、
もしかすると「わずかな差」とは言えないかもしれません。
ましてや「大きな差」となると、
それこそ「莫大(ばくだい)な差」と捉えた方がいいと思います。
身近なところでは、「朝起きる時刻」もそうです。
今より5分早く起きようと思うと、ある程度の努力が必要です。
また、あなたよりも5分早く起きている人は、
1年間で30時間も朝の時間を使うことができているのです。
自分のまわりにある「差」をどう捉えているか、
時々、ふりかえってみるといいと思います。
「わずかな差は大きな差、大きな差は莫大な差」
なのですね。