学校日記

<校長室の窓> 決意と決断

公開日
2020/07/30
更新日
2020/07/30

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

近代日本の思想に大きな影響を与えたイギリス人に、
サミュエル・スマイルズ(医師・作家1812〜1904)という人がいます。

彼の言葉の中で日本でよく知られている言葉は、次の言葉です。
「天は自らを助くる者を助く」
(Heaven helps those who help themselves. )


しかし、彼の言葉の中で、私が一番好きな言葉は、次の言葉です。

思いの種を蒔き、行動を刈り取り、
行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。
習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、
人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。

素敵な言葉だと思いませんか。

彼の発想の最初に来るのは「思い(考え)」です。
しかし私は、
「思い」だけでは「行動」に繋(つな)がらない!と思っています。
「思い」が「行動」に繋がらなければ、
1行目で頓挫(とんざ)し、
「人生」を刈り取ることができないのです。

では、「思い」を「行動」につなげるためには、何が必要なのでしょう。
それは、「何が何でもやる!」「どんなことがあってもやり続ける!」
という決意と決断です。

その決意と決断が行動をつくります。
継続した行動は習慣をつくります。
習慣は人格をつくり、
人格が人生をつくるのです。

自分の人生、どうなるのか…。
人生は皆さんが心の中で考えた通りに、
そして行動した通りになります。
すべて、皆さん次第なのです。

特に、3年生の皆さんは、
「絶対にあの高校に合格するために、死ぬ気で頑張る!」という決意と、
「今日からこの方法で勉強を進める!」という決断が大切です。

大丈夫!
死ぬ気で頑張っても、絶対に死にはしませんから…。

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