学校日記

<校長室の窓> 布石

公開日
2020/07/08
更新日
2020/07/09

校長室の窓(〜2020年度)

南中生の皆さんへ

皆さんは、「布石(ふせき)」という言葉を知っていますね。
この「布石」は、囲碁(いご)の言葉です。

対局の初めのころに、
なるべく広いエリアを占めることができるように、
碁石(ごいし)を打つことです。

転じて、将来に備えた用意・準備・配置などを言います。

囲碁では、布石をすることによって、盤面全体を見るようになります。
「計画」ができるのです。
そして、その布石に、「今打つ石をどう結びつけようか」
「どう活かそうか」と考えます。

布石があることによって、囲碁の展開が変わってくるのです。

「人生」においても、将来のために布石を打っておくことが大切です。
知識・技術・資格(英検など)を身につけることはもちろんのこと、
「読書の習慣をつける」「体力をつける」なども、人生の布石です。